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2022-06-29

斉藤光毅選手 オンライン会見を実施しました

ロンメルSKからスパルタ・ロッテルダムに期限付き移籍することになりました斉藤光毅選手が、本日オンライン会見を実施しました。

 

 

「こんにちは。斉藤光毅です!本日はお集まりいただきありがとうございます。移籍を発表して、練習に参加してからまだ間もないですが、頑張っています。今日はよろしくお願いします」

 

――移籍が決まって、率直な思いは?また、オランダリーグの印象は?
「ステップアップという形でオランダ1部に移籍が決まって、嬉しい気持ちとしっかり試合に出て活躍しないといけないという思いが一番強いです。ロンメルSK所属の時に、プレシーズンにオランダ1部のチームと戦っていて、すごくレベルの高いチームが多いなという印象があります。また、オランダ1部に所属している選手の中にはA代表の選手もいるので、気合が入りますし、ここで活躍すればもっと上のステージに行けるという、自分への期待もあります。しっかりとプレシーズンから頑張っていきたいと思っています」

 

――ベルギーで成長した部分をどういう風に新天地で出して、どういう飛躍を遂げたいと思っているか。
「ベルギーに移籍してきた当初は分からないことだらけでしたが、その経験が活きていて、慣れるためには何をするべきか、というのが感覚的に分かる気がします。早く自分のプレーをチームメイトやスタッフ、ファン・サポーターの皆さんに理解してもらって、存分に自分のプレーを発揮できればいいかなと思いますし、最初からしっかりと活躍して結果を残したいと思っています」

 

――オランダにいる日本人選手と話す機会はありましたか?チーム内で仲の良い選手はいますか?
「移籍が決まった時に菅原由勢くんと連絡をとって、オランダの話やチームの状況を話しました。チームメイトには、去年までロンメルSKで一緒にプレーしていたアルノ・フェルシューレン選手がいるので、分からないことは彼に聞いています。他の選手とも(まだまだですが)コミュニケーションは取っているつもりなので、今後よりいい関係を築いていきたいと思っています」

 

――横浜FCを出る時に描いていた自身のステップアップのイメージと今の立ち位置を比べてどうか。
「当初、思い描いていたステップアップの時期よりは少し遅いですが、ベルギーでの自分の活躍を考えると、この時期が妥当かと思います。今後、『このタイミングで良かった』と言えるようにしっかりと活躍して、もっともっとステップアップしていかないといけないと思っています」

 

――スパルタ・ロッテルダムに決断した決め手は?
「自分に一番関心を持ってくれていたというのが大きいです。自分の中でたくさん悩んで、スパルタ・ロッテルダムに行こうと強い意志を持って決めました」

 

――ベルギーでプレーしてみて、ヨーロッパで認められるために必要なことはなんだと思うか。
「もちろん結果を出すことが大事で、認めてもらうためには一番簡単な方法だと思いますが、その中でもコミュニケーションが大事だと思っていて、『自分がどうしたいか』『どの位置に立ってほしいか』などをしっかり要求できれば、自分のやりやすいようにできるし、自分のプレーも理解してもらえると思います。いいプレーをして結果を出せば認めてもらえるというのは、日本でも海外でも同じだと思うので、どこでプレーしていても変わらず求めていきたいと思います」

 

――先日のU21日本代表のアジアカップで感じた課題は?
「今回のアジアカップは、自分自身すごく悔しい思いをした大会でした。オフシーズン中の活動という部分では初めてでしたが、コンディション作りは課題だと思います。また、うまくいかない中で、どう立て直すかという部分は、しっかり考えないといけない部分だと思いますし、その答えというか引き出しをもっと持たないといけないなと思いました。『活躍したい』という気持ちが強かった分、あのような結果になってしまってすごく悔しいですが、今回移籍してこれから活躍して、もう一度代表でチャンスをもらえた時に、今回の教訓を本当に活かせるようにしっかりとやっていきたいと思っています」

 

――帰国している間、横浜FC関係でいうとどのような時間を過ごしていたか。
「一度、スクールのイベントでクラブハウスにお邪魔して、いろんな選手とスタッフに挨拶できました。次の日の試合を見に行って、やはりホーム感がありましたし、知っている選手のプレーを見て『もっともっと頑張らない』といけないなと思いました。『すごく応援されているな』と感じたので、まずオランダの舞台で活躍して、もっともっと上の舞台で活躍している姿を見せたいと思いました」

 

――スパルタ・ロッテルダムでの目標は?
「自分の目標は、しっかりと試合に出て活躍することで、二桁得点を目指したいです。そのためにはチームの幹になって活躍しないといけないと思っています。チームとしては、まだミーティングしていないので分からないのですが、チームが上に行けば、リーグのもう一つ上のステージ(カンファレンスリーグやヨーロッパリーグ)でできる環境があると思うので、目指したいです。そういう舞台で活躍すれば、もっと各国の人からも注目されると思うので、そういうところも狙いながら準備したいと思っています」

 

――「幹になる」という言葉について改めて教えてください。
「カズさん(三浦知良選手)からいただいた言葉です。木に例えると、枝のような選手では活躍できないので、幹のような存在にならないといけない、という意味です。どこのチームに行っても、代表でも、そういう存在にならないといけないと思うので、その気持ちを忘れずにやっていきたいと思います」